(記:根本 昌彦)
鳥取の夏泊漁港近くに流れ込む勝部川、日置川を対象に、森、川、海をテーマにした環境教育イベントを開催しました。
小学生の子供や親たちが多く参加してくれました。
環境プログラムは学生の岸本さんを中心に開発したものです。
勝部川上流では、不動滝を見学し、雨水が時間をかけて森から浸み出して滝になっていることを学びました。
大木のスギ、アスナロ、イチョウなどがありました。臭い銀杏は子供達に何故か大人気でした。
日置川の川沿いに立地した山根酒造では、酒造りに水が非常に重要であることを学びました。
仕込みに使う水を試飲して皆なにか分かったような顔つきになりました。
酒蔵で飼われているネコにも注目が集まりました。
河口の夏泊漁港では沖あい100mほどに仕掛けた定置網から採れた新鮮な魚があがっており、森と川があってこそ、豊富な漁獲につながることを学びました。
夏泊から長尾鼻までは海岸林の中の遊歩道を進みます。
海岸に特有のトベラ、クロマツなどの植物について勉強し、岩場も歩いて冒険的な要素も満載です。
お昼は海鮮丼と海鮮バーベキューを楽しみ、森、川、海をつないだ成果品を美味しくいただき満喫しました。
最後は振り返りクイズと工作です。
紙皿に毛糸を巻い下地に森で拾ったいろいろなものをアレンジ、糊付けとます。
アーティステックな感覚も養いました。
イベントの後は、学生さんたちは、アジの三枚おろしの講習を受けました。今後の人生に活かせそうです。




















