(記:太田 太郎)
ゼミ生(3年生)が境港でクロマグロの資源調査にかかる、長期インターンシップに行っています。
10日間×2名×3ターンで、マグロの水揚げ盛期の1月間、交代で境港の市場でのクロマグロの計測を手伝っています。
コロナ禍の時から、うちのゼミ生がこの仕事を請け負うようになり、今年で6年目になります。
水産試験場さん、水産振興協会さん、日本エヌユーエスさんの指導の下で、境港で水揚げされたクロマグロのサイズの計測、生殖腺や胃内容物の調査などに携わっています。
ここで取られたデータは国によるクロマグロの資源水準を推定する大事な基礎データにもなっており、最終的にはWCPFCなどの国際会議に使われ、漁獲枠の算定根拠となる大事なデータになります。
本格的な現場でのデータ収集は、規模感、スピード感、そして責任感が違うので、経験積んだ学生さんは、一皮むけて帰ってきます。
4年生になって卒論のデータ収集をする時には、全然違ってくるので、良い武者修行にもなっています。
そして、何より、これを経験した何人かの学生は、水産庁や都道府県の水産技官として現在活躍しています。
仕事の合間には、地元のイベントのお手伝い、釣りなんかも楽しんで、皆楽しそうにしています。
そして、何より「賄い」とは言えないくらい、豪華な夕食が魅力です。
羨ましい、、私も仕事休んで、そっちに行きたい!!