(記:太田 太郎)
2月7日、倉吉で開催された県主催の水産研究実践活動報告会に参加してきました。
本学からは4年生のK君が発表。ムラサキウニの駆除による個体数減少効果の持続性について報告しました。
地元出身で海で泳ぐのが大好きだったK君。環境大に進学し、得意の泳ぎを活かした研究成果を報告しました。
発表後には、沢山の聴衆の方から高い評価と応援の言葉をいただきました。
また、発表会では、太田ゼミ出身のM先輩が藻場の衛星画像解析について、T先輩は境港の魚食普及活動について報告。
2人とも研究や行政の一線で活躍している様子がわかり、立派になったもんやなあ、と感慨深く聞かせてもらいました。
また、境港水産高校の皆さんからは、夏の環境大との高大連携実習について報告、青谷高校さんの鳥取ブルーカーボンプロジェクトについてなど、自分も少しばかり関わった取り組みについての報告。高校生ながら、とても立派な発表で、非常に刺激になりました。
最後は、水産試験場の若手研究員さんが、潮流情報に関する報告。
自分が試験場時代に設置を担当した潮流観測ブイが今年で役目を終え、さらに良いシステムになるという報告でした。
漁師さんにとって重要な潮流情報が、さらに発展的な形で進化するという報告で、なんか時の流れをしみじみと感じてしまいました。
大雪の中、倉吉まで行くの大変でしたが、とても良い時間となりました。