（記：太田 太郎 ）
うちの奥さんのバイト先で使っている「おかもち」をちょっとお借りしたらしく、玄関に置いてありました。
大正時代か、昭和初期から使っているっぽいです。
長年酷使されているにもかかわらず、壊れることなく、今でもバリバリの現役。
よく見ると、つなぎも細かく、「昔の物ってすごい」と感心してしまいました。
確かに、スマホにAIにと、技術の進化に日々驚かされる毎日ではありますが、どれも耐用年数が短いですよね。
スマホなんて１０万もしたのに、２、３年で「お客様、新機種にした方が」とか言われると、本当に「なんでや！！」って思ってしまいます。
最近はやりの持続可能なんとか、、、兎角、新技術に目が行きがちですが、こういう所に原点があるように思います。
何十年もかけて育った木が、バイオマスエネルギーとかいう名の下、一瞬で電気や熱に変えられてしまうのは切なすぎます。
私が木なら、こういう風に使われたいと思ってしまいました。
