(記:根本 昌彦)
中国自然歩道「②やすらぎのみち」は福市から尾高まで。
まずは福市遺跡へ。弥生から古墳時代に利用された集落跡で、史跡公園として整備されている。
残念なのはパンフレットの竪穴住居レプリカと現状のギャップ(写真参照)。
安養寺は隠岐に流された後醍醐天皇の娘で、隠岐への同行を許されなかった瓊子(たまこ)内親王が16歳で尼となって開いた寺とのこと。
歴史を感じざるを得ない。
安養寺からの日野川沿いの道は広大な田畑と背景の大山が美しく、飽くことのない景観を見せてくれる。
途中、「馬場の八幡さん」で知られる八幡神社で日野川を離れる。
しばらく行くと大神山神社がある。
大山にある奥宮に対し、ここが本宮とのこと。山岳信仰の拠点てある。
入り口の大灯籠が印象的である。
そして終点の尾高に着いた時は日が暮れていた。