(記:佐藤 伸)
この4月から私の研究室にベトナム人大学院生が所属しています。
ベトナムの大学を卒業後、日本で学びたいという高い志を持って1年半前に日本にきて、この4月から本学の大学院に入学したティエン君。
真面目でよく勉強しています。
新調した白衣がなかなか似合っているティエン君
文化の異なる異国の地で、一人暮らしをしながら勉強や研究を続けることは、経験した人にしか分からない大変さがあります。
日本語はまだまだですが、ティエン君は真面目で人当たりがよいので、ゼミの学生とすぐに打ち解けることでしょう。
現在環境学部には、アジアを中心に留学生が何人もいます。
皆いろんな思いで日本に来て、一人で生活しながら日本人と同じ講義を日本語で受けています。
そしてきちんと単位を取っているんですから、皆よくやっていると思います。
大学キャンパスには英語村だけでなく、自分が求めれば留学生を通して他のアジアの国々の文化を学ぶ機会もあります。
自分の知らない文化を理解する、日本人の学生にも必要なことだと思います。
実験室での一コマ(クリーンベンチ前にて)