学部長 門木 秀幸
環境問題を「つながり」の中で捉える
持続可能な社会づくりは人類に与えられた命題であり、環境学には、人と社会と自然との間にある様々な問題を解決することが要求されています。環境問題の解決には、社会全体をつながり(システム)として捉えなければなりません。例えば、プラスチックは海洋生態系への影響が問題となる一方で、食品包装として衛生的で安全な食品へのアクセスを可能とし、医療分野では、感染の危険性を無くし安全な医療を支えています。ある特定領域での最適解は、必ずしも社会全体での最適解にはならないのです。
従って、環境問題の解決には、物理学・化学・生物学・地学といった基礎的な自然科学だけでなく、社会学、倫理学、経済学、法学、行政学、工学、農学をはじめ歴史等の人文学も含めた様々な側面から環境問題を捉え、それらを結びつけ、実際的な解決策を提案する力が要求されます。
環境学部では、「自然環境保全」「循環型社会形成」「人間環境」の3つの幅広い分野を学ぶことができ、フィールドワークを通じた地域での実践的な教育も用意されています。次世代の教育に携わる担い手を育てるために教職課程も設置しています。幅広く学びながら特定の専門分野の学びを深めることができます。
環境学は、実際的・実践的な学問であり、自ら行動し、主体的に課題に関わろうとする「志」が不可欠です。その挑戦こそが、あなた自身の確かな成長と、持続可能な未来の構築につながると信じています。











