9月26日(木)に本学環境学部の太田太郎准教授と佐川龍之准教授が学生(ゼミ生)と一緒になり、若葉台小学校4年生(28名)の環境学習に参加し、若葉台地内の「大池」に住んでいる生物と大池周辺の環境について授業を行いました。
児童(28名)と太田准教授、学生が、現地(大池の樋門)に集合した後、最初に「生山大池養魚組合」の井嶋組合長から「大池は農業用水としての利用以外にも生息している魚やエビを捕獲して食べていた」こと等の説明を受けました。その後に、太田准教授と学生により、設置した網を引き揚げました。網には、スジエビやアメリカザリガニ、モクズガニが掛かっており、児童たちは興味深く生物の観察を行っていました。太田准教授から、「アメリカザリガニは外来種であるため、法律により捕獲した場合は池に返してはいけない」ことや、「本来はいるはずのないモクズガニが、なぜ、この大池にいるのかについて考えて欲しい」ことを児童に伝えました。
授業を受けた児童からは、「大きな魚もいるのだろうか?」、「アメリカザリガニは、前にほかの場所でも見たことがある」、「このエビは食べれるの?」等、発言があり、児童それぞれが関心を持って授業に取り組んでいました。
また、授業開始前に佐川准教授と学生が、ドローンを用いて大池の周辺を上空から撮影し若葉台小学校へ提供しました。その映像は振り返り授業等に活用されるとのことです。
モクズガニについて疑問を投げかける太田准教授
モクズガニの説明をする学生