
12月12日(木)、磯野担当プロジェクト研究にて、日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会(NACS)による、特別演習「標準化セミナー~もっと安全で便利な暮らしについて考えよう!~」が実施されました。
NACSは、消費生活アドバイザー、消費生活コンサルタント、消費生活相談員などから構成される消費生活に関するわが国最大の専門団体で、消費者利益と企業活動の調和を図り、社会に貢献することを目的として活動しておられる公益法人です。
今回はその中国支部(広島・鳥取)の方々にお越しいただき、磯野担当プロジェクト研究受講生のために、私たちの生活と企業活動における「標準化」の概要とその意義、そして私たちが生活者としてあるいはこれからの職業人として、「標準化」について何ができるか・何をすべきかについての講義と演習を実施いただきました。
演習のパートでは、3つのテーブルに分かれ、それぞれで「標準化のタネ」となるようなものについてのアイデアを出し合い、プレゼンテーションしました。出されたアイデアは、服のサイズから飲食店などの接客の仕方、トイレの形まで多岐に渡りました。
今回の特別演習で、受講生はこれまであまり意識してこなかった私たちの消費生活や企業活動における標準化の意義を学び、いかに自分自身が関与できるかについて深く考えることができました。
<学生の声の例>
・物事の標準化というものはこの機会が無かったら知ることがなかったと思うので学べてよかった。
・楽しく標準化について学べたし、グループワークで標準化をして欲しいことを考えるのは難しかった。
・講師の方が話題を振ってくださったことでアイデアがたくさん出て、考えが深まり良い機会となりました。
・生活している中であまり気づかなかったけどグループワークをしていく中でなるほどなと思ったり確かにと思うことが多く勉強になりました。
この度はNACSの西川様、徳本様、木場様、田中様には大変お世話になりました。ありがとうございました。
(経営学部 教授 磯野 誠)



