2023年2月8日~9日にかけて、経営学部の兪ゼミ生が九州フィールドワークを実施しました。今回のフィールドワークでは企業2社を訪問しました。
2月8日は、大分県別府市にあるオムロン太陽株式会社様を訪問しました。同社はソケットやスイッチなどの電気機械器具の生産を行っている企業です。障害を持っている従業員が全従業員の半数以上を占めているのが特徴ですが、作業を遂行するのに障害の有無は関係ないと感じる現場でした。従業員が改善の提案を積極的に行える仕組みや作業の簡素化など、障害者・健常者が共に働きやすい環境づくりを学ぶことができました。
翌2月9日は、福岡県北九州市にある日産自動車九州株式会社様を訪問し、工場を見学させていただきました。この九州工場は、シルビアやサファリ、テラノなど数々の日産の名車を送り出しています。自動車製造の主な生産工程は大きく分けて、プレス・溶接・塗装・組立・検査の5段階です。今回、私たちは溶接・組立・検査という生産工程を見学しました。溶接工程ではロボットや機械により自動化されている作業も多くあります。一方で、組立工程ではパーツの取り付けや部品・ネジの取り付け、検査工程では人の手による細かな作業が必要となります。溶接・組立・検査、部品の運搬など、人とロボットが協働する生産プロセスが、日産自動車の品質の高さを維持しているのだと感じました。
オムロン太陽株式会社様にて
日産自動車九州株式会社様にて
工場見学の様子1
工場見学の様子2